2009年 2nd page

ムーンサルトレター 2009年2月9日

シンとトニーのムーンサルトレター 第042信

第42信 鎌田東二ことTonyさんへ Tonyさん、また満月の夜がやって来ました。今夜はあいにくの雨ですが、昨夜までの月は見事に輝いていました。冬は空気が澄んでいて、ことさら月が明るく感じます。なぜ、月は光輝くのか。いうまでもなく、太陽光を反射しているからです。前回のレターは、その太陽の話題で盛り上がりましたね。とくに、俳優の仲代達矢さんの「人間、太陽がある限り生きていける」という言葉は心に突き刺さりました。 その言葉が何かに似ているなと思って、よく考えたところ、父である佐久間進の著書『わが人生の「八美道」』(現代書林)の冒頭に出てくる言葉だと気づきました。沖縄は八重山の海に昇る朝日の写真……

ムーンサルトレター 2009年1月11日

シンとトニーのムーンサルトレター 第041信

第41信 鎌田東二ことTonyさんへ Tonyさん、新年あけましておめでとうございます。今年も、どうぞよろしくお願いいたします。Tonyさんは、師走は風邪を引かれていたそうですが、もう良くなられたのでしょうか。お正月は、いかがお過ごしになられましたか。 わたしは、例年通り、九州最北端にある門司・青浜の皇産霊神社に会社の幹部一同と元日参拝しました。今年は雪が降り、あいにく初日の出を見ることができませんでした。年の初めに旭日が拝めないと、やはり物足りません。わたしの会社は、その名のごとく、サンレー(SUNRAY)、すなわち太陽の光を何よりも求める集団ですので。 そういえば、今年最初に読んだ本……