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ムーンサルトレター 2025年8月9日

シンとトニーのムーンサルトレター第246信(Shin)

鎌田東二ことTonyさんへ 8月は死者を想う季節   Tonyさん、いま、どこにいますか? わたしは80年目の「長崎原爆の日」を迎えた長崎から小倉に戻ったばかりです。そう、今日は8月9日。今年の8月は記録的猛暑となっています。その8月は、日本人全体が死者を思い出す月です。6日の広島原爆の日、9日の長崎原爆の日、12日の御巣鷹山の日航機墜落事故の日、そして15日の終戦の日というふうに、3日置きに日本人にとって忘れられない日が訪れるからです。そして、それはまさに日本人にとって最も大規模な先祖供養の季節である「お盆」の時期とも重なります。まさに8月は「死者を想う季節」と言えるでしょう。 ……

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近況のお知らせ 2025年7月31日

鎌田東二百日祭 かまたまつりのご案内

この度、「鎌田東二百日祭 かまたまつり」のご案内をお送りいたします。 京都府亀岡市と東京で、9月に開催することになりました。 ●9月13日(土)13時〜17時30分 (京都府亀岡市) 「鎌田東二百日祭 かまたまつり この世もあの世も面白く!」 会 場:大本みろく会館(京都府亀岡市荒塚町内丸1番地 大本本部 亀岡宣教センター) 会 費:3,000円 ※当日払い 「鎌田東二百日祭 かまたまつり この世もあの世も面白く!」 「鎌田東二百日祭 かまたまつり この世もあの世も面白く!」   ●9月6日(土)13時〜17時 (東京都渋谷区) 「鎌田東二百日祭 かまたまつり この世もあの世も面……

ムーンサルトレター 2025年7月11日

シンとトニーのムーンサルトレター第245信(Shin)

Tonyさんのご遺作である『日本人の死生観Ⅰ 霊性の思想史』『日本人の死生観Ⅱ 霊性の個人史』(作品社)を精読し、ブログに書評を書かせていただきました。 合計で70000字以上となる、わが人生最大の書評となりました。以下にリンクを記させていただきます。 一条真也(Shin)の書評ブログはこちら 『日本人の死生観Ⅰ 霊性の思想史』 一条真也(Shin)の書評ブログはこちら 『日本人の死生観Ⅱ 霊性の個人史』   鎌田東二ことTonyさんへ Tonyさん、いま、どこにいますか? わたしは、東京に来ています。前回から始めた「ムーンサルト1人レター」を今回も書きます。この1か月間もいろんな……

新刊のお知らせ 2025年7月9日

鎌田東二先生の遺作につきまして

鎌田先生が遺されました『日本人の死生観 Ⅰ 霊性の思想史』『日本人の死生観 Ⅱ 霊性の個人史』の著書をご紹介いたします。 「おそらく、これが最期の著作、いわゆる「遺作」になるだろう」とあとがきで語られた二冊となります。 詳しくは著書画像下のテキストリンクよりブログ記事をご参照くださいませ。   一条真也先生の書評はこちらからお読みいただけます。 『日本人の死生観 Ⅰ 霊性の思想史』     一条真也先生の書評はこちらからお読みいただけます。 『日本人の死生観 Ⅱ 霊性の個人史』    

ムーンサルトレター 2025年6月11日

シンとトニーのムーンサルトレター第244信(Shin)

鎌田東二ことTonyさんへ Tonyさん、いま、どこにいますか? わたしは、東京に来ています。梅雨で天候が優れず、夜空に月は見えません。見えないけれども、今夜の月は、これまでに見上げたどの満月よりも悲しい月です。なぜなら、もうTonyさんが地上におられないからです。ご帰幽に際し、心より哀悼の誠を捧げさせていただきます。これから、本当のお別れとなる百日祭の「かまたまつり」が開かれる9月まで、そちら側におられるTonyさんに届くことを信じて、わたしは「ムーンサルト1人レター」を書きます。返信はもちろん無理ですが、何かメッセージがあれば、夢でお伝え下さい。   わが魂の義兄弟であるTon……

ムーンサルトレター 2025年6月1日

鎌田東二先生の帰幽につきまして

鎌田東二先生は2025/05/30にご逝去なさいました。 生前のご厚誼に感謝申し上げます。 詳しくは一条真也先生のブログ記事をご参照くださいませ。https://shins2m.hatenablog.com/entry/2025/06/01/180000 こちらのブログ記事もあわせてお読みください。 https://shins2m.hatenablog.com/entry/2025/06/01/180000_1

ムーンサルトレター 2025年5月13日

シンとトニーのムーンサルトレター第243信(Shin)

Tonyさん、こんばんは。先日、検査入院されたとの報せを受けて、心配しております。レターの返信など、もう気にされなくて結構です。どうか、安静に御自愛下さい。5月の満月は、アメリカ先住民の間では「フラワームーン」と呼ばれるそうです。ちょうど1ヵ月前の4月13日も満月でしたが、こちらも芝桜のピンクが由来の「ピンクムーン」という呼び名でした。花は若々しい生命のシンボルです。キリスト教では、花弁を上に向けて咲く様子が神の恩寵をさずかることと重ね合わせて考えられているようです。 三春の滝桜を背に   桜といえば、先日、素晴らしい桜を見てきました。4月15日、わたしはJR東京駅から東北新幹線や……

ムーンサルトレター 2025年4月13日

シンとトニーのムーンサルトレター第242信(Shin &Tony)

  Tonyさん、こんばんは。4月になりましたね。アメリカの農事暦では、4月の満月は「ピンクムーン」と呼ばれています。とはいっても、月がピンク色に見えるわけではありません。「ピンクムーン」と呼ばれるようになった理由は、北アメリカが主な原産地のフロックス(phlox)の花の色に由来すると言われています。フロックスとは、ハナシノブ科フロックス属の多年草の事で、ひとつの茎に小さな花がたくさん集まって扇状に咲くのが特徴としてあげられます。フロックスの種類には、ピンク色や紅色、白色などの花を咲かせるキキョウナデシコやシバザクラなどおよそ60種類以上もあり、これらが春になって開花する花の色から名……

ムーンサルトレター 2025年3月14日

シンとトニーのムーンサルトレター第241信(Shin &Tony)

鎌田東二ことTonyさんへ   Tonyさん、こんばんは。3月の満月は、土から虫が顔を出す頃などから「ワームムーン」と呼ばれますが、ムーンサルトレターの第240信、満20周年を達成してから最初のレターをお送りします。 ムーンサルトレター20周年記念   2月12日に第240信をわたしが投稿したとき、記念のレターなのでTonyさんからすぐに返信が届くことを楽しみにしていましたが、なかなか届きませんでした。それで体調が優れないのだと推察し、わたしは「この240信をもって一区切りとしましょうか」というご提案のメールを20日にお送りしました。その後、Tonyさんから「たましいの……