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本日から、身心変容技法オンラインセミナー全7回を開催します。

本日、2021年4月23日(金)19時~21時から、<身心変容技法オンラインセミナー(前7回)を始めます。

第1回目の講師は、未来医療研究と臨床のホープである医師の稲葉俊郎さんです。

テーマは以下のとおりですが、特に、日本最古の医療の所といわれる『医心方』を中心に話をされます。とても興味深い講義内容です。関心がありましたら、ぜひご参加ください。

詳しくは、以下のURLをご覧ください。

https://shinshinhenyo.peatix.com

■申し込み方法 ・peatixにて申込みください
・申込みスケジュール
 *割引チケット(全7回セット):~2021年4月23日17:00まで
 *各回チケット:~各回当日17:00まで

■企画・運営・問い合わせ

〇企画 川島栄作(元サンガ)

〇運営
株式会社日本能率協会マネジメントセンター
出版事業本部 担当:柏原里美

〇問い合わせ先
publishing@jmam.co.jp

第1回 4月23日(金)「伝統と近代医療から未来医療を考える ~日本最古の医書『医心方』から学ぶこと」

伝染病(疫病)の流行の中で、社会基盤自体が大きく揺らいでいる。
医療も社会基盤の一つだが、日本での病院というシステムは、
江戸末期から明治時代にできた仕組みであり、日が浅く完成形とは言えない。
そのため、これからの医療の場はどうした形が適切なのか、
「理想」と「現実」の狭間の中で、確固として哲学と共に創り上げていく必要がある。

そのために、まず西洋医学だけに捉われず、世界の医療の歴史を振り返りながら考えたい。

その中で、平安時代の医書である『医心方』という日本最古の医書を紹介していく。
『医心方(イシンホウ)』は、鍼博士の丹波康頼が、宋以前の医書だけにとどまらず、
本草書・仙書・哲学・占相・天文学・易教・仏教・儒教・陰陽道などの文献を網羅し、
984年に朝廷に献上した医学全書である。

「国宝」に指定されていたが、1000年以上全貌を知る人のいなかった幻の書とされていた。
その中で、江戸時代に房内篇(巻二十八)のみがもてはやされたので性愛の書とする誤解も生まれたが、
『医心方』は巻一の第一章に医の倫理からはじまり、
現代医学が対象とするあらゆる疾病や悩みを対象にしている。

『医心方』をもとに、有史以来、人類がどのように病や災いと対峙してきたかという叡智を共有しながら、
未来の医療の場を考える一つのきっかけになればと思う。

稲葉俊郎(いなば・としろう) 

1979年、熊本生まれ。東京大学医学部付属病院循環器内科助教を経て、
軽井沢病院副院長・総合診療科医長、信州大学社会基盤研究所特任准教授、
東京大学先端科学技術研究センター客員研究員、
東北芸術工科大学客員教授を兼任(山形ビエンナーレ2020 芸術監督 就任)。
単著『いのちを呼びさますもの』(2017年)、『いのちは のちの いのちへ』(2020年)(アノニマ・スタジオ)など。
医師、博士(医学、東京大学)
https://www.toshiroinaba.com/

第2回 5月15日(土)「身心変容と東西医学~聖書に描かれた身心変容技法を修験道から読み解く」

「分断」と「融和」、「分析」と「統合」。
真理を追究するにあって、「微細に分析する方法論」と「全体を俯瞰する方法論」は常に共存してきた。
そして、多くの人の集合である社会もまた、分断と融合を繰り返してきた。

医療の分野においてもそれは同じで、もともと身心をひとつとして理解していた古代医学は、
近代になって人を全体として看る「ケア」と、故障箇所を早期に見付けて修理する「キュア」に分かれることで発展した。
しかし、分断が長くなるにつれて我々は全体性を忘れてそもそもの存在目的を見失っていくのである。

この構図は、あらゆる分野において共通する。
聖書においてもこの構図は維持されており、
「身体派イエス」と「頭脳派パリサイ人」の対話として記録されている。
パリサイという言葉に「分離された者」という意味があること偶然ではあるまい。

修験道は紛れもなく身体派宗教である。
本講演では、身体の体験を通して全体性を回復する営みについて、
聖書、修験道、医療を横断して流れる真実の核心に迫る。

中田英之(なかた・ひでゆき)

泉州統合クリニック院長。上智大学神学部非常勤講師。
1970年、奈良市生まれ。防衛医科大学校卒、慶応義塾大学医学部博士課程単位取得満期退学。
練馬総合病院漢方医学センター長、大阪大学特任助教を経て現職に。
日本産科婦人科学会専門医。日本東洋医学会代議員、EBM特別委員会委員、漢方専門医、漢方指導医。

第3回 5月29日(土)「音楽療法における身心変容の諸相~統合失調症を中心に」

音楽療法はまさに身心に働きかける治療技法です。
第45回身心変容技法研究会では、音楽療法のあらまし(歴史、対象、方法、形態、理論、音楽の働き方、等)
を簡単にご紹介したうえで、その多様なあり方のなかから
脳梗塞後遺症、摂食障害、統合失調症という3つの異なる病態に対する実践例を取り上げました。

この順番に、変容技法における「医学モデル」「トランスモデル」「強度モデル」と位置づけられます。
それぞれ重要な治療モデルですが、このうち私にとってとくに興味深いのは「強度モデル」です。
そこに見いだされる強度的なエレメントは、
私たちが自らの根拠とする「身体」「精神」「世界」の枠組みに深く関わり、
それらに最も根底的な変容をもたらすエレメントだからです。

ところで、このエレメントが首尾よく、破壊的でなく創造的に働く場合、
その変容はクライエントに特別な「喜び」や「幸福」をもたらすもののようです。

オンラインセミナー当日は、統合失調症に対する音楽療法の実践例をご紹介しながら、
このモデルにおける変容の意味を精神病理学的に考えてみたいと思いますが、
そのさい音楽による「喜び」が一つのキーワードとなります。
考察にあたっては、「喜び」を人間の変容の重要な契機と考えたスピノザの哲学が
ヒントを与えてくれるかもしれません。
研究会での発表から一歩でも前に進めればと考えております。
どうぞよろしくお願いいたします。

阪上正巳(さかうえ・まさみ)

1958年埼玉県生まれ。1983年金沢大学医学部卒業。
1989-1990年ウィーン大学医学部精神医学教室に留学。
同時にウィーン音楽演劇大学音楽療法科聴講生として学ぶ。
国立精神・神経センター武蔵病院医長を経て現在,国立音楽大学教授。
医学博士,精神保健指定医,日本精神神経学会・精神科専門医。
著書・翻訳書:『精神の病いと音楽 —スキゾフレニア・生命・自然』(廣済堂出版),
『芸術療法実践講座4 音楽療法』(共編著,岩崎学術出版社),
『音楽療法事典[新訂版]』(共訳,人間と歴史社),『文化中心音楽療法』(監訳,音楽之友社),
『音楽療法と精神医学』(人間と歴史社)など。

第4回 6月11日(金)「ヒルデガルトとジョン・ケージにおける身心変容」

中世ドイツの修道女ヒンデガルト・フォン・ビンゲンと
現代アメリカの作曲家ジョン・ケージの実践を通して身心変容について考察する。

I. ヒルデガルト・フォン・ビンゲン(1098–1179)
幼少期から病弱な体質で、しばしば幻視を体験したとされる
12世紀の修道女ヒルデガルトの多彩な活動は、現代になってようやく知られるようになった。
ヒルデガルトはその幻視体験を口述筆記と不思議な絵によって残した。
また当時の女性としては稀なことに、幼くして音楽教育を受け、作曲も行なった。
「知られざる言葉・文字」の創作は、現代まで続く人工言語の伝統の一端として
位置づけられるものであることが分かってきている。
音楽と言葉を通して実践するその身体のあり様と意味を考える。

II. ジョン・ケージ(1912–1992)
アメリカの作曲家ジョン・ケージは「偶然性の音楽」や「沈黙の作品」の作曲家として知られているが、
その音楽思想にはしばしばインド哲学や禅、老荘思想の影響があることが指摘されている。
ケージは禅に傾倒したとはいえ、座禅の経験は一度もないことを公言しており、
むしろ禅の公案にも似た、ユーモアを含んだ小噺を好んで書いた。
ケージの実践はコンセプチュアルで、身体的な鍛錬や修行とは無縁のようにも思える。
しかし果たしてそうなのだろうか。この作曲家の創作のあり方をより詳しく見ることによって、
その実践のなかに「行」ともいうべき特異なあり方を探ってみたい。

柿沼敏江(かきぬま・としえ)

1953年静岡県生まれ。音楽学者、音楽評論家。
カリフォルニア大学サンディエゴ校博士課程修了。
ハリー・パーチの研究でPhD取得。
著書『アメリカ実験音楽は民族音楽だった』(フィルムアート社、2005年)、
『〈無調〉の誕生』(音楽之友社、2020年、吉田秀和賞)。
訳書:ジョン・ケージ『サイレンス』(水声社、1996年)、
スチュアート・ホール他編『カルチュラル・アイデンティティの諸問題』(共訳・大村書店、2000年)、
アレックス・ロス『20世紀を語る音楽』(みすず書房、2010年、ミュージック・ペン・クラブ賞)など。
2019年3月まで京都市立芸術大学音楽学部教授。
現在、京都市立芸術大学名誉教授。

第5回 6月25日(金)「あはひの身心変容技法~能と芭蕉を中心に~」

私はワキ方の能楽師だ。
ワキという語は、「分けること」や「境界」を意味する「分く」からできた言葉である。
能の主人公であるシテの住まいする幽界や神界と、
現実世界(明界)との境界に生きる者がワキである。
そして、このような境界を「あはひ」と言う。

二者(あるいは多者)の間隙を意味する「間」に対して、
「会ふ」を語源とする「あはひ」は二者(多者)の交わるところをいう。
建築物でいえば縁側や軒下がそれであり、修辞法でいえば掛詞がそれである。

「幽明境を異にする」というが、現代にも「お盆」が残るように、
かつての日本人は「幽明」に判然として境を設けず、自由に行き来していた。
そのような機能を持つのは、お盆だけでなく、大晦日と新年もそうであった。

明界に住まう私たちが、さまざまな機会に幽界と出会うことによって、
新たな自己に変容するための装置がお盆や新年であった。
そして、幽・明界の出会いを芸能化したのが能楽である。

本セミナーでは、まずは日本に残るさまざまな「あはひ」について古典や現代の実例を示しながらお話しする。
そして、「あはひ」の芸能である能楽について、物語を紹介したり、謡を謡ったりしながら紹介する。

また、『おくのほそ道』で知られる芭蕉の旅も「あはひ」の旅であった。
芭蕉の跡を追って、「あはひ」の人である「引きこもり」の人たちとともに
深川から平泉まで歩く旅をした。
歩くことによって見えた『おくのほそ道』の「あはひ」性についてもお話できればと思う。

安田登(やすだ・のぼる)

能楽師(下掛宝生流)。
東京を中心に能の舞台に出演するほか海外での公演も行う。
また、シュメール語よる神話の欧州公演や、金沢21世紀美術館の委嘱による『天守物語』の上演など、
謡・音楽・朗読を融合させた舞台を創作、出演する。
著書多数。
NHK「100分de名著」講師・朗読(平家物語)。

第6回 7月9日(金)「フランス身体哲学の展開~わざの稽古にみる創発論」

20世紀後半から領域横断的(哲学・人類学・心理学など)に形成された「身体論」は、
既存の学術理論の発展に貢献するのみならず、
私たちの生活世界に溢れている「身体的経験」を捉え直す眼差しをもたらした。

パリ大学教授アンドリュー(Bernard Andrieu)は、1980年代以降、科学哲学や神経現象学をベースとしながら、
領域横断的に「身体哲学」の探究を続けている。
その射程は、運動・知覚・意識といった古典的テーマのみならず、
美容整形、身体加工、自然環境、エクストリームスポーツ、パフォーミング・アートといった
およそ身体に関わる広範な現象に広がっている。
彼は近年、これらの領域を体系的に包含する試みとして「創発学(Émersiologie)」を提案している。
これは、現象学における「生きられた身体(le corps vécu)」の議論をふまえつつも、
「生ける身体(le corps vivant)」を新しい出発点に据えた思索である。

本セミナーでは、アンドリューのこうした着眼点を踏まえながら、
「わざ」の稽古場面をめぐる「身体的経験」を記述してみたい。
これは発表者がフランスにおいてポスドク期間中に行った共同調査の成果の一部である。
フランスにおいて発展してきた現代サーカスや現代マリオネットのアーティストたちが
いかに自分たちの身体を生きているのか、その探究の一端を明らかにしてみよう。

奥井遼(おくい・はるか)

同志社大学社会学部教育文化学科准教授
大阪府生まれ。
京都大学大学院教育学研究科臨床教育学講座修了(博士、教育学)。
2012〜2015年京都大学こころの未来研究センター上廣こころ学研究部門特定研究員、
2015〜2018年日本学術振興会海外特別研究員(パリ第V大学)、
2018年同志社大学社会学部教育文化学科助教、2021年4月より同学科准教授。
専門は現象学、臨床教育学・教育人間学、身体論。
「わざ」の習得および稽古のコミュニケーションを主なテーマとする。
これまでのフィールドは、淡路人形浄瑠璃、フランス現代サーカス、フランス現代人形劇など。
単著『〈わざ〉を生きる身体―人形遣いと稽古の臨床教育学』(ミネルヴァ書房、2015年)。

第7回 7月24日(土)「身心変容と生業と医療~なりわい・わざわい・さちわいの交叉点」

身心変容技法は、最初期に、「生業(なりわい)」に関わる生存戦略として進化した。
とりわけ、狩猟技術との深い関わりの中で「狩猟当該動物に成る=動物に近づく」という
なりわいの要請とともに発展していったと考える。

しかしながら、その「なりわい」は、さまざまな不慮の、
あるいは不可避の「わざわい(災厄・苦難・危難)」に見舞われる。
気候変動により生態学的変化が起こって捕獲動物がいなくなることや、
自然災害により、あるいは感染症の拡大により、環境と身心に大きな変化がもたらされることも起こりえる。
そのような「わざわい」に対峙し、それを克服し、
より豊かな「さちわい(幸福・福徳・幸運・開運)」にいたるためにも、
身心変容技法は拡充され進化したと考える。

そこで、今回の身心変容技法オンラインセミナー第2弾では、
『身心変容技法シリーズ』全3巻の最終巻『身心変容と医療/表現』というテーマに結実していく、
身心変容技法の原点と日本の医療的事象の神話や物語伝承の考察を通して、本書の副題ともなる「伝統と近代」、
また、「先端科学と古代シャーマニズムを結ぶ身体と心の全体性」を包括的に考えてみたい。

その際、現今のコロナ時代の「ソーシャル・ディスタンス」と、「フィジカル(身体的)/メンタル(心理的)/スピリチュアル(霊的)・ディスタンス」の相関性も考察したい。
そして、「3密回避」が求められる時代にあって、「三密加持」(空海)のような「密」を希求する
メンタル・スピリチュアルなディスタンスの新たな遠近法のありようを探ってみたい。

鎌田東二(かまた・とうじ) https://moonsault.net/

1951年徳島県生れ。國學院大學大学院文学研究科博士課程神道学専攻博士課程単位取得退学。
岡山大学大学院医歯学総合研究科社会環境生命科学専攻博士課程単位取得退学。
京都大学名誉教授、上智大学特任教授。博士(文学、筑波大学)。
著書に『神界のフィールドワーク―霊学と民俗学の生成』ちくま学芸文庫『身体の宇宙誌』講談社学術文庫
『宮沢賢治「銀河鉄道の夜」精読』岩波現代文庫『霊性の文学』『聖地感覚』角川ソフィア文庫
『日本人は死んだらどこへ行くのか』PHP新書『現代神道論』『世直しの思想』春秋社
『世阿弥―身心変容技法の思想』『言霊の思想』青土社『南方熊楠と宮沢賢治』平凡社新書
『ケアの時代 「負の感情」とのつき合い方』淡交社等。

「身心変容と医療/表現~伝統と近代――総括と展望~霊的暴力と身心変容の社会的展開」
身心変容は宗教との結びつきで長い歴史をもつが、近代社会では科学技術と経済の発展によって、
人々の間に医療や芸術、スポーツや健康法が広く及ぶようになり、多くの人が参与できるものとなった。
とくにアジアでは修行による身心変容を重視する伝統があって、
20世紀の最後の四半世紀以来、ヨーガや気功などをはじめとして身心変容文化の普及、拡充が目立つようになっている。

他方、近代国家は身心変容を政治的に活用する可能性を切り開いてもきた。
明治以降、学校と軍隊は身体を通しての規律づけの場として大きな意義をもつようになった。
「回れ右」を習ったのはいつのことだったか。
体育でしっかり行進ができなかったために、厳しくしかられたのは何歳のときだったか。
武士道から現代の武道へと展開する中間に、日本軍の過酷な規律訓練があったことも思い出しておきたい。
1980−90年代のオウム真理教の霊的暴力は、上記、双方の視点を背景において考えてみる必要があるだろう。
戦後の企業文化も新宗教も、さまざまな意味で身心の規律づけの歴史的展開に大きな役割を果たしてきた。
コロナ禍においても、日本人の規律に服する態度の特徴が思い起こされている。
ひとりひとりのいのちが尊ばれる「包摂」という観点からも
身心変容技法について捉え返していく必要があるだろう。

島薗進(しまぞの・すすむ)

上智大学グリーフケア研究所所長。東京大学名誉教授。
1948年東京生まれ。東京大学卒。
筑波大学哲学思想学系研究員、東京外国語大学助手・助教授を経て、
東京大学大学院人文社会系研究科宗教学宗教史学専攻教授。
専門は近代日本宗教史、宗教理論、死生学、生命倫理。
著書『宗教学の名著30』(2008年)、『国家神道と日本人』(2010年)、
『日本人の死生観を読む』(2012年)、『ともに悲嘆を生きる』(2,019年)、
『いのつを“つくって”もいいですか』(2016年)、『日本仏教の社会倫理』(2013年)、
『宗教ってなんだろう?』(2017年)、『明治大帝の誕生』(春秋社、2019年)、『新宗教を問う』(2020年)など。

■申し込み方法 ・peatixにて申込みください
・申込みスケジュール
 *割引チケット(全7回セット):~2021年4月23日17:00まで
 *各回チケット:~各回当日17:00まで

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〇企画 川島栄作(元サンガ)

〇運営
株式会社日本能率協会マネジメントセンター
出版事業本部 担当:柏原里美

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