2024年 date

ムーンサルトレター 2024年12月15日

シンとトニーのムーンサルトレター第238信(Shin&Tony)

鎌田東二ことTonyさんへ   Tonyさん、こんばんは。 2024年最後の満月が上りました。本格的な冬が訪れる12月の満月は、アメリカ先住民たちによって「コールドムーン」と呼ばれてきました。気温が大幅に下がる寒さの厳しい本格的な冬の到来を表し、寒さや飢えなどの不快な物は神様からの贈り物だと考えられてきたのだそうです。日本でも、日毎に寒くなってきています。今年は1月1日の能登半島地震、9月20日の父の逝去をはじめ、本当にいろんな出来事がありました。そんな一年も、もう少しで過ぎ去っていこうとしています。 創立58周年の神事のようす   今回は、11月18日の出来事からお……

ムーンサルトレター 2024年11月16日

シンとトニーのムーンサルトレター第237信(Shin&Tony)

鎌田東二ことTonyさんへ   Tonyさん、こんばんは。 わたしの星座は牡牛座なのですが、今夜はその牡牛座で満月が起こります。アメリカ先住民の間では「ビーバームーン」と呼ばれ、木の皮や葉を食べるビーバーが冬ごもりの準備を始める季節を表しているそうです。 激動の11月も半ばを過ぎましたが、1日には父・佐久間進の「お別れの会」が小倉の松柏園ホテルで開催されました。Tonyさんにはお忙しい中を御参列賜り、また丁重なる弔辞、石笛・横笛・法螺貝の献奏までしていただき、心より感謝申し上げます。 松柏園ホテルのサインタワー 松柏園ホテルの入口のようす   父は9月20日に満88歳で……

ムーンサルトレター 2024年10月17日

シンとトニーのムーンサルトレター第236信(Shin&Tony)

鎌田東二ことTonyさんへ   10月17日は満月。別名「ハンターズ・ムーン」と呼ばれる満月で、今年最も明るく、最大の満月になる「スーパームーン」でもあります。この日、わたしは東京にいます。一般財団法人冠婚葬祭文化振興財団の理事会に出席したのです。8月に理事長に就任してから初の理事会でした。これからも「天下布礼」に努める覚悟です。 「日本経済新聞」2024年9月25日朝刊   9月20日の朝、父である故佐久間進が安らかに旅立ちました。ムーンサルトレター第235信の冒頭での追悼歌、誠にありがとうございました。Tonyさんが詠まれた「進みゆく礼(ゐや)びのみわざ八美道……

ムーンサルトレター 2024年9月18日

シンとトニーのムーンサルトレター第235信(Shin&Tony)

本日(2024年9月20日)朝、佐久間進サンレー名誉会長が天寿国に安らかに旅立たれました。 こころよりみたまのやすらかさを祈念申し上げます。 進みゆく礼(ゐや)びのみわざ八美道 神のみこころ伝え行く道 進みゆく礼(ゐや)びのみわざ八美道 神のみこころ伝え咲く真道(佐久間道) 進みゆくゐやびの道のその果てに ついに至りしやすらぎの郷   2024年9月20日鎌田東二拝   鎌田東二ことTonyさんへ     Tonyさん、こんばんは。夜空の月が見事です。昨日17日は「中秋の名月」でしたが、18日は「満月」です。「中秋の名月」は、太陰太陽……

ムーンサルトレター 2024年8月20日

シンとトニーのムーンサルトレター第234信(Shin&Tony)

鎌田東二ことTonyさんへ 8月20日の夜、わたしは函館の夜空に浮かぶ満月を見上げています。翌21日に業界団体の総会が函館で開催され、わたしは、一般財団法人冠婚葬祭文化振興財団の理事長に就任いたします。第232信に続き、前回の第233信もTonyさんからの返信がなかなか届かず、心配いたしました。しかし、ようやく届いたレターの内容を拝見すると精力的な活動のご様子が窺え、驚くととともに安心いたしました。これからも、わたしは満月の夜に淡々とレターをお送りしたいと思います。   8月の満月は、アメリカ先住民から「スタージョンムーン」と呼ばれます。スタージョンとは、英語(Sturgeon)……

ムーンサルトレター 2024年7月21日

シンとトニーのムーンサルトレター第233信(Shin&Tony)

鎌田東二ことTonyさんへ Tonyさん、前回の第232信もTonyさんからの返信がなかなか届かず、かなり心配いたしました。ようやく届いたレターの冒頭には、「Shinさん、返信が20日も遅れ、ごめんなさい。この3週間ほど、体調を崩し、2週間は、1日24時間の内、20時間は眠っていました。たぶん、抗がん剤Ⅱ期目11クールを終えて、副反応が蓄積し、頭髪も抜け、免疫力も落ちていたところに、ストレスがたまり、一挙にからだに反応がでたのか、とおもいます」と書かれていました。とても心配です。一度、お見舞いというか、京都に会いに行きたいです。体調が優れないにもかかわらず、この夏は『死に臨む態度』と『日本人の……

ムーンサルトレター 2024年6月22日

シンとトニーのムーンサルトレター第232信(Shin&Tony)

鎌田東二ことTonyさんへ   Tonyさん、こんばんは。昨日まで東京にいましたが、今夜は小倉の自宅から満月を眺めております。6月の満月は「ストロベリームーン」と呼ばれています。なんとも美味しそうなかわいらしい名前ですね。イチゴのような赤い色だからというわけではありません。アメリカの農事暦では、月ごとの満月にそれぞれ名前がつけられています。これらの名称は、アメリカ先住民が、満月に独自の名前をつけることで、季節の移り変わりを捉えていた伝統に由来するものです。また、それぞれの満月名は、その月の満月を含む1か月の呼称にも用いられていたとされます。6月は野いちごの収穫時期でもあり、そのこと……

ムーンサルトレター 2024年5月23日

シンとトニーのムーンサルトレター第231信(Shin&Tony)

鎌田東二ことTonyさんへ   Tonyさん、前回の第230信はTonyさんからの返信がなかなか届かず、かなり心配いたしました。でも、動画配信の様子などを見ると、お元気そうで良かったです。今回はわたしからの投稿を少し遅らせようかとも思いましたが、やはり満月の夜にレターをお送りすることにいたします。5月の満月は「フラワームーン」も呼ばれます。花が咲き乱れるこの季節を待ち遠しく思うアメリカの先住民によって名付けられました。この時期は、「復元力」「回復力」を意味する素晴らしい「レジリエンス(Resilience)」を与えてくれるといいます。 『予言と言霊』(平凡社)   まず……

ムーンサルトレター 2024年4月24日

シンとトニーのムーンサルトレター第230信(Shin&Tony)

鎌田東二ことTonyさんへ   Tonyさん、こんばんは。わたしは今、沖縄の那覇に来ています。今夜は那覇在住の写真家である安田淳夫さんと一緒に琉球の満月を眺めております。4月の満月は「ピンクムーン」と呼ばれています。ずいぶん春らしいネーミングですが、月がピンク色に見えるわけではありません。「ピンクムーン」という名前の由来は、北アメリカが主な原産地のフロックスの花の色だそうです。フロックスとは、ハナシノブ科フロックス属の多年草の事で、ひとつの茎に小さな花がたくさん集まることで大きな花房をつくるのが特徴です。またピンクムーンには、恋愛運に効果があると言われているそうです。その他にも「結……

ムーンサルトレター 2024年3月25日

シンとトニーのムーンサルトレター第229信(Shin&Tony)

鎌田東二ことTonyさんへ   Tonyさん、まずは、お誕生日おめでとうございます! 3月20日、Tonyさんは誕生日を迎えられ、73歳になられました。本当は20日当日に小倉で誕生日祝いをするはずでしたのに、当方の事情で延期になってしまいました。本当に、申し訳ございません。ぜひ、日を改めて開催させて下さい。Tonyさんにおかれましては、「ガン遊詩人」として東奔西走の日々ですが、どうぞこれからも誕生日を迎え続けることを心より願っております。今夜は綺麗な満月が上っています。3月の満月は、ワームムーン。土壌が温まり始めた3月、冬の冬眠から目覚めたさまざまな幼虫が地上に現れることが由来で……