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ムーンサルトレター 2011年4月18日

シンとトニーのムーンサルトレター 第069信

第69信 鎌田東二ことTonyさんへ Tonyさん、お元気ですか?わたしは、この1ヵ月間、本当に目の回るような忙しさでした。冠婚葬祭互助会の業界団体の副会長を務めているのですが、東日本大震災の被災地における埋葬サポートを目的とした人的派遣などの問題があったのです。 東北の被災地における人的支援を(社)全互協より依頼を受け、サンレーグループでは被災地支援の志願者を募りました。すると、約70名もの志願者が集まりました。現場の過酷な状況に加え、さまざまな危険もあるというのに、70名もの人が志願してくれたことに驚くとともに、感動しました。さらに、家族の同意も得た14名のメンバーが選出されました。……

ムーンサルトレター 2011年3月29日

シンとトニーのムーンサルトレター 第068信

第68信 鎌田東二ことTonyさんへ 今日は、2011年3月20日。Tonyさんの60回目の誕生日です。お誕生日、おめでとうございます。ついに還暦を迎えられましたね。これからも、ますますお元気で「明るい世直し」に邁進されることを心よりお祈りいたします。 3月20日といえば、オウム真理教による「地下鉄サリン事件」が起こった日でもあります。あの悪夢のような事件から、もう16年が経ったのですね。そして、16年前には、もうひとつの大きな出来事がありました。1995年1月17日(ちなみに、わたしの弟の誕生日です)に起こった「阪神淡路大震災」です。日本中を震撼させた大地震でしたが、ついにそれを超える大き……

ムーンサルトレター 2011年2月18日

シンとトニーのムーンサルトレター 第067信

第67信 鎌田東二ことTonyさんへ この前、新しい年を迎えたと思ったら、もう2月の後半に突入しました。本当に、月日の経つのは早いと痛感します。昨年の日本を振り返ってみると、正直言って、嫌な一年でした。『葬式は、要らない』などという本が刊行されてベストセラーになったり、NHKがキャンペーンを張った「無縁社会」が流行語に選ばれました。年末には、朝日新聞社までが「孤族の国」という大型連載をスタートさせました。「家族」という形がドロドロに溶けてしまいバラバラに孤立した「孤族」だけが存在する国という意味だそうです。 孤族!なんと嫌な言葉でしょうか。わたしは朝日の企業姿勢に失望しました。「孤族の国……

ムーンサルトレター 2011年1月23日

シンとトニーのムーンサルトレター 第066信

祝!『満月交感ムーンサルトレター』上・下巻刊行 第66信 鎌田東二ことTonyさんへ Tonyさん、新年あけましておめでとうございます。そして、昨日は大変お世話になりました。Tonyさんが理事長を務められている東京自由大学の「21世紀地図」講座で講義をさせていただきました。テーマは、「現代の冠婚葬祭」でした。 (まことに失礼ながら)東京自由大学は小さな市民大学ではありますが、学長の海野和三郎先生、理事長のTonyさんの人的ネットワークもあり、これまで信じられないような豪華メンバーが講義をされてきました。山折哲雄、細野晴臣、麿赤兒、玄侑宗久、島薗進、中沢新一、茂木健一郎、松岡正剛、鏡リュウジ……

ムーンサルトレター 2010年12月22日

シンとトニーのムーンサルトレター 第065信

第65信 鎌田東二ことTonyさんへ 月日の過ぎるのは本当に早く、今年も間もなく終わろうとしています。Tonyさんも、きっと多忙な師走の日々をお過ごしのことと思います。 わたしは、先程、今年最後の出張先である東京から戻ってきました。3泊4日でしたが、その2日目の朝、東映の本社で行われた映画「手塚治虫のブッダ—赤い砂漠よ!美しく—」の試写会に行きました。日本マンガ界最大の巨匠・手塚治虫が10年を費やして完成させた大作をアニメ映画化したものです。 この映画は(財)全日本仏教会が推薦団体となっていますが、わが(社)全日本冠婚葬祭互助協会(全互協)にも協力か後援の要請が来ていました。以前、全……

ムーンサルトレター 2010年11月22日

シンとトニーのムーンサルトレター 第064信

第64信 鎌田東二ことTonyさんへ Tonyさん、お元気ですか?わたしは、いま、単行本『満月交感ムーンサルトレター』(水曜社)の校正の合間に、このレターを書いています。上下巻で、それぞれ300ページを超えるボリュームなので、かなり大変です。Tonyさんにも同じ校正紙が届いていると思いますが、お互いに本が完成するのが楽しみですね! さて、この秋は、けっこう講演やシンポジウム、フォーラムなどにたくさん呼ばれました。特に印象深かったのは、11月5日、東京・赤坂の日本財団大会議室で開催された「自殺のない社会」をテーマとした公開フォーラムです。わたしは、7月の「孤独死」についての講演に続き、今……

ムーンサルトレター 2010年10月23日

シンとトニーのムーンサルトレター 第063信

第63信 鎌田東二ことTonyさんへ 先月は一緒に天川で中秋の名月を見上げましたのに、早いものであれから一月が経ち、また満月の日となりました。昨夜は、北九州市八幡西区のサンレーグランドホテルで恒例の「隣人祭り・秋の観月会」が盛大に開催されました。おかげさまで、今年で3年目の開催になります。今年も300名を超える人々が観月会を楽しみました。 いま、「無縁社会」という言葉が時代のキーワードになっています。現在の日本の現状を見ると、「無縁社会」と呼ばれても仕方がないかもしれません。では、わたしたちは「無縁社会」にどう向き合えばよいのか。さらに言うなら、どうすれば「無縁社会」を乗り越えられるのか。……

ムーンサルトレター 2010年9月26日

シンとトニーのムーンサルトレター 第062信

第62信 鎌田東二ことTonyさんへ 昨夜、小倉に帰ってきました。Tonyさんと天川にご一緒できて、たいへん楽しかったです。22日の夜、京都駅でTonyさんと待ち合わせましたね。ご自身の主義により携帯電話を持たないTonyさんとの待ち合わせは毎回ハラハラするのですが、昨夜も度重なるアクシデントによって、2時間以上も遅れた末に無事に会うことができました。京都駅から近鉄特急に乗って橿原神宮駅へ、そこで乗り換えて下市口駅まで、そこから40分ほどかけてタクシーで天川へ向いました。 天川で見上げた中秋の名月(撮影:一条真也)天河大弁才天社の観月祭に参加したかったのですが、残念ながら、すでに観月祭は終……

ムーンサルトレター 2010年8月25日

シンとトニーのムーンサルトレター 第061信

第61信 鎌田東二ことTonyさんへ Tonyさん、お元気ですか?毎日、本当に暑いですね。これほどの猛暑は、今までのわたしの記憶にはないです。しかしながら、気温の高さとは逆に、この夏、わたしの心が凍りつくような悲惨な二つの事件が相次ぎました。 一つは、大阪市西区に住む23歳の女性が、3歳の長女と1歳の長男を自宅マンションに置き去りにし、衰弱死させたという事件です。母親のネグレクト(育児放棄)が問題だといわれていますが、母親は当初、熱心に子育てをしていました。ところが離婚をきっかけに風俗店で働きはじめ、そのうちに子どもの存在を疎ましく感じた末の事件だそうです。 若い母親は親に相談することも……

ムーンサルトレター 2010年7月26日

シンとトニーのムーンサルトレター 第060信

第60信〜祝!ムーンサルトレター60回記念〜 鎌田東二ことTonyさんへ Tonyさん、お怪我の具合はその後いかがですか?那智の滝で足を骨折されたと知ったときは、たいへん驚きました。一人で滝行をされるのは危険ではないかと前々から思ってはいましたが、何はともあれ、ご無事で何よりでした。Tonyさんは、社会にとっても、わたしにとっても、とても大切な方ですので、くれぐれも無理はなさらないで下さいよ。一日も早い回復を心よりお祈りいたします。 さて、早いものでこの「ムーンサルトレター」が今回で60回目になりました。丸5年です。なんだか、あっという間でしたね!前任者である鏡リュウジさんの後を受けてお引……